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zoom RSS 外国特許の無効資料調査

<<   作成日時 : 2011/07/24 18:36   >>

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ご無沙汰です。月1回の月報の様相を呈してきたこのブログですが、今回も近況報告です。

現在、外国のクライアントから、外国特許(EP)の無効資料調査の依頼を受けて、日本の特許・非特許文献を調査しています。

外国特許の無効資料調査は、私が調査の中で最もやりたい仕事で、かつ今後も増やしていきたいものの1つです。
今後も継続して依頼が来るように、若干気合を入れてやっています。

外国特許の無効資料を日本の文献で探すと、結構「当たり」(よい資料)が出てくることが多く、個人的にはやっていてやりがいがあります。
また、外国、特に欧米では、ライセンスや特許訴訟の額が大きいからか、それなりの調査料金をいただける場合が多いです。

独立後は外国特許の無効資料調査の依頼は少なかったのですが、以前の勤務先では外国のクライアントから依頼を受けてたまにこのような無効資料調査をやっていました。
そのときも何度かよい資料を見つけて、外人さんから「ぐっじょぶ!」と感謝されることもありました。


外国特許の無効資料として日本の文献が優れているのは、以下のような理由が考えられます。

(1)出願件数(すなわち、公開件数)が多い
(2)技術水準が高く多種多様
(3)出願後は基本的に全件公開される
(4)外国出願が少ない(→対応特許が少ない→外国人にとって調べるのが難しい)


要するに、ある程度の技術水準の内容が開示され、かつ外国で発行されていない文献がたくさんあることが、外国特許をつぶす資料として魅力的だということだと思います。


ただ、このような魅力も、将来的には小さくなっていくのではないかと心配しています。
理由としては・・・

(1)日本国内の出願件数の減少
(2)外国出願の増加
(3)中国など他国の出願件数の増加
(4)機械翻訳の精度向上
(5)日本の独自分類(FI、Fタームなど)の将来的な廃止?

などです。

防衛出願など余計な出願を減らす企業が増えている昨今では、一時期に比べて出願件数が大幅に減少しています。
外国でも調査可能な外国出願の件数が増えたり、中国など他の国のほうが出願件数が多くなったりすると、日本の文献を調査する魅力が少なくなるでしょう。

近い将来、外国特許の無効資料調査では、日本ではなくて中国の文献調査、という時代が来るかもしれません。

また、将来的には外国でも日本の調査をそれなりの精度で実施できるようになるかもしれません。
例えば、機械翻訳の精度が高くなって外国でも全文レベルで日本の文献の調査が可能となるかもしれません。
加えて、各国の分類体系がECLAなどに統一され、日本のサーチャーにしか使いこなせなかった独自分類が廃止されたりしたら、外国でECLAなどを使って日本と同じように文献調査ができるようになるかもしれません。

そうなると、日本の文献調査を日本人に依頼する魅力がなくなるかもしれませんね。


将来に若干の不安を感じつつ、現状では魅力的な仕事であることから、とりあえずは頑張って良い仕事をしたいと思っています。
ただ、なかなかよい資料が見つからずに焦っています・・・。

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