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zoom RSS テーマ「中小企業診断士」のブログ記事

みんなの「中小企業診断士」ブログ


個人発明家の本人出願

2012/05/02 07:03



以前、中小企業診断士の活動の一環として、個人の方の新商品開発を手伝ったことがあります。

新商品開発の元になるのは、とある食品を製造する際に出る廃棄物を使った粉末状の食材です。
本来、そのまま捨てられる廃棄物を有効活用し、かつ栄養面においても優れた食材で、環境保護と健康向上を両立させた画期的なものです。

私達のミッションは、その食材を一般に普及させるべく、新たな商品や使い方などを検討することでした。


その技術を開発された方(以下、Aさん)は、年配の家庭の主婦で、従業員もおらず一人で食材の製造技術の開発から実際の製造、販売まで行なっています。
Aさんはなかなか精力的に活動される方で、その年齢の方には珍しくFACEBOOKなどソーシャルネットワークも積極的に活用されています。

Aさんは、その食材の製造技術について特許を取得しています。
その特許は、代理人を使わずにAさんが自分で出願(本人出願)し、中間処理なども自分で行なって取得されています。

企業に努めていたわけでもなく、ずっと専業主婦をされていた方なので、過去に特許出願をした経験などまったくありません。
それでも、自ら明細書等の出願書類を作成し、権利取得までこぎつけたのはすごいことだと思いました。

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私もその特許公報を見たのですが、これまで出願経験のない家庭の主婦が書いたとは思えないほどの質の高さでした。
特許請求の範囲もある程度しっかり書けているし、実施形態でも成分や適用例、補助成分など複数の例示を列挙しているし、最適な数値範囲とその利点なども記載しているし、実施例も漏れがないようにいくつものパターンを記載していました。
多少の問題点はありますが、下手な弁理士が書いたものよりも質が高いのではないかと思えるくらいの内容でした。

Aさんに、出願書類をどうやって自分で作成したのか聞いたところ、
他人が書いたいくつかの明細書等を参考にしながら、
公的機関などの無料相談所で適宜アドバイスを受けて作成したとのことでした。

Aさんは家庭の主婦で資金もあまりなく、弁理士に報酬を払って代理をお願いすることができなかったそうです。
そのため、無料相談所を活用し、先行技術調査をしてもらったり、自分の書いた明細書のチェックをしてもらったりと、何度もアドバイスを受けたそうです。

まあ、無料相談とはいえ、あまり専門的なアドバイスになると、別料金として報酬が発生する場合もありますので、どこまで突っ込んだアドバイスを求めることができるかわかりません。
Aさんのアドバイザはなかなか良心的な方だったようで、そのような方に出会えたという点でAさんは運が良かったといえるかもしれません。

そういった点から、本人出願の場合は他力本願というかあまりアドバイザに頼るのではなく、Aさんのように例えば他人の書いた明細書などを参考にしてある程度自力で自分の発明を文書にすることが大切です。

我々弁理士も、初心者のころは他人の明細書等を参考にしながら出願書類の作成の仕方を勉強しているのですから。

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一般的に個人発明家というと自分の発明に対して熱い情熱をもっている人が多いのですが、本人出願の明細書等を見ると、その情熱ばかりが先走って本人の希望を一方的に書いたものが多く、特許庁の要求する書き方に合ったものは少ない場合が多いです。その内容は、ともすれば、いわゆる「電波系」の明細書になりがちです。
そして、特許庁から拒絶理由通知が来て、慌てて弁理士に相談に行き、その弁理士からさじを投げられるというパターンが多いでしょう。


特許は情熱だけで取得できるわけではなく、特許庁の要求する条件(特許要件)に合致して初めて取得できます。
本人出願で特許取得を目指すのであれば、Aさんのように、他人が書いた質の良い明細書等を参考にし、必要に応じて専門家のアドバイスを受けながら自分の発明を冷静かつ客観的に文章化することが重要でしょう。

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連休後半戦突入ですね。私はこれから台湾へ旅行に行ってきます。















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資格☆はばたく

2011/11/25 18:57



NHKの「資格☆はばたく」という番組で、12月から中小企業診断士特集をするそうです。
この番組は、1月に1つの資格を取り上げ、その勉強方法や資格をとって活躍する人などを紹介しています。

中小企業診断士がこういった番組に取り上げられるのは珍しいですね。
知名度向上に貢献できればいいですね。

ちなみに、本日、NHK出版からテキストが発売されました。
勉強方法なども書いてありますので、診断士に興味のある方は是非読んでみてください。


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実務従事

2011/10/31 18:07



明日で11月ですね。すっかりご無沙汰していますが、ぼちぼちとやっています。
最近変わったことといえば、現在、中小企業診断士の「実務従事」に参加しています。

中小企業診断士は、5年ごとに更新登録をしなければなりませんが(これは弁理士と同じですね)、そのときの要件に「実務の従事要件」というのがあります。

この実務の従事要件ですが、5年で30点(30日)の診断・助言業務などを行う必要があります(この点は弁理士とは異なります)。

独立系診断士だとクライアント相手に診断・助言業務を行っているので30日の実務はすぐにクリアできますが、
企業内診断士ですとそういったクライアントを抱えているわけではないので、実務従事要件を満たすことは困難です。

そこで、中小企業診断協会などがコンサル先をあっせんし、受講者が費用を払って診断・助言業務を行っています。
これが「実務従事」です。

こちらも経験値を上げるべく、そして点を稼ぐべく、初めて実務従事に参加してみました。

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現在やっている実務従事案件は、新商品の開発です。
とある食材を活用して新規に商品を開発するプロジェクトです。

そうはいっても、ただ適当に新商品を思いついて提案すればよいというわけではありません。
そこは中小企業診断士ですので、社長にヒアリングしてからきちんとSWOT分析を行い、合理的な商品を提案することが求められます。

例えば内部環境では、その商品の差別化要因やその企業が保有している設備、社長などの人脈などから強み・弱みを抽出します。

また、外部環境の調査では、近所のスーパーやデパ地下などに行って他の商品をリサーチしたり、インターネットで参考情報を探したります。デパ地下などに行って、参考となる商品の価格などをメモしたり、商品の写真を撮影したり、場合によっては試食したり購入して食べてみたりしています。これが、結構時間がかかります。

普段やっているオンラインの特許調査とは全く異なる「調査」ですが、結構楽しくやっています。

最終的には、外部環境、内部環境を勘案して、強みを機会に投入できる商品を提案することになるでしょう(こうやって書くと抽象的ですが・・)。


普段の弁理士業務では、こういった商品(製品)開発の最上流工程をなかなか見ることができないため、今回の実務従事はよい経験になります。
あと、指導員や同じ実務従事メンバーなど、新たな人脈を築くこともできるので、参加して損はないかなと思っています。


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ワールド・カフェ

2011/02/13 10:51



先日、診断士1年目の会が開催されましたので、それに参加してきました。
診断士1年目の会は、2009年登録の診断士を対象とした1周年記念の集まりで、
お互いの交流を図ることが主な目的です。
東京が大雪だったにもかかわらず、会には100名近く来ていました。

弁理士と比べて診断士はみなさん積極的な印象がありますが、
こういった会合への参加者が多いのもその表れかもしれません。

会は2部制です。
第1部は「ワールド・カフェ」という会議手法を用いて参加者同士のコミュニケーションを図ります。
続く第2部は懇親会で、立食パーティです。

ワールド・カフェとは、知識の共有と新たなアイデアの創出を図る会議手法です。

具体的には、まず少人数に分かれたテーブルを複数設け、各々のテーブルでディスカッションを行います。
次に、一定時間経過後にテーブルの各員が他のテーブルに移動し、先のテーブルで得た知識の共有を行い、共有化した知識をもとに新たなディスカッションを行って新たなアイデアの創出を行います。
これを何度も繰り返し、できるだけ多くの参加者との間で知識の共有化とアイデアの創出を行います。

新たなアイデアはカフェのようなリラックスした雰囲気で生まれるというコンセプトから「ワールド・カフェ」と呼ばれるそうです。
今回の会でも、テーブルにお茶とお菓子が用意され、これを喫飲しながら話をするというスタイルでした。

私はワールド・カフェという手法を知らなかったのですが、先のテーブルで得た知識を次のテーブルで各自が持ち寄って共有するという点で、なかなか面白い会議手法だと思いました。
今回の会では、他のテーブルに行って知識を共有することを「受粉」という言い方をしていましたね。

世の中にはいろいろな会議手法を考え付く人がいるのですね・・・。

こういった手法って、新たな発明創出の会議なんかにも活用できそうです。
例えば、人数の多い開発チームで会議をする場合、全体会議だと1人あたりしゃべることができる時間って限られるけど、
ワールド・カフェだとそれぞれの人がしゃべる時間を十分にとることができるので、全員参加型の有意義な会議になるかもしれません。
社員食堂を使って昼食時や午後の休憩時間なんかに食事をしたりコーヒーを飲んだりしながらワールド・カフェを行うのも面白いかもしれませんね。

ただ、知識を共有するといっても、自分が得た知識を他人に伝える際には伝える側の思考がバイアスとしてかかるため、参加者全員に知識を正確に周知させるような会議には向かないかもしれません。
あくまで自己の気づきを促進させるような会議向きの手法だと思います。


ちなみに診断士1年目の会での会議のテーマは、3年後に診断士として活躍している自分を実現するためにどうすればよいかについてでした。
3年後の自分を想像すると・・・企業の商品開発の上流工程から下流工程まで総合的にかかわっている自分がいる(はず?)。

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中小企業診断士試験−二次筆記試験合格発表

2010/12/11 12:01



昨日は中小企業診断士試験の二次筆記試験の合格発表がありました。
中小企業診断協会のホームページに合格者の受験番号が掲載されています。

今年の合格者数は927名ですね。
昨年は955名合格ですので、多少減っているようですが、筆記試験の合格率は若干上がっているようです。

私の知り合いも筆記試験を受けた人が数名いましたが、まだ誰からも受かったという連絡を受けていません。
やはり筆記試験のハードルはかなり高いようです。

受かった人は1週間後の口述試験に向けて勉強する必要があります。
ほぼ全員が受かる試験とはいえ、毎年数名は落ちています。
まったく準備せずに試験に臨むのは危険でしょう。

やるべきことは
1.再現答案の作成(すでに作成している人は再現答案の見直し)
2.事例企業の概要等の暗記
3.一次試験の知識の見直し(テキスト見直しなど)
4.口述模試の受験
5.想定問答のチェック

くらいでしょうか。

再現答案の作成はやっておくべきでしょう。
再現答案を作成すれば事例企業の概要もある程度頭に入れることができます。

受験機関によっては再現答案を提出すれば口述模試がタダあるいは割引適用になるものもありますので、
これをきっかけに再現答案を作成しておくことをお勧めします。

あとは一次試験用のテキストをざっと見なおしたり、口述模試でもらった想定問答集をチェックしたりして、準備を万全にしてきましょう。
ここまでやるとまず落ちることはないでしょう。


試験本番の前日は早めに寝て、当日遅刻しないようにしましょう。
遅刻すると1年間がまるまる無駄になります(筆記試験から再受験です。折角の難関を越えたのにもったいなさすぎです)。

それと、受験会場には1時間から30分ぐらい早めに来ておくことをお勧めします。
会場の1階ではすでに口述試験を終えた人にアンケートをとっていて、
どういった問題が聞かれたかを紙に書いもらい、それを誰でも自由にみられるようにしています。

まったく同じ内容を聞かれる確率は低いと思いますが、
先に受けた受験生がどのような内容を聞かれたかを確認することは参考になりますし、
事前にある程度質問内容を把握しておくことは自分が受ける際の安心感にもつながるでしょう。


ところで、私も今度、とある受験機関の口述模試で模擬面接の面接官をやることになっています。
私自身も上で書いた「やるべきこと」をやっておかないといけませんね。

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サービス業の宿命?

2010/12/10 02:53



ここ1週間ほど、仕事の受注が相次ぎ、一気に忙しくなりました。

実は、少し前までは、それほど忙しくはなく、
ほぼ10日間ほど手持ちの仕事がない状態がありました。

調査の見積りをいくつか出してその返事待ちだったり、出願では客先からの明細書案のチェック待ちで、
ちょうどスポット的に10日間ほど手持ちの仕事がまったくない状態でした。

その間は、これ幸いとセミナーの準備をしたり、領収書の整理をしたりと、
それなりに忙しく過ごしていました。

そこへ来て、ここ数日でこれまでの見積りの返事と新規の調査依頼が立て続けに来て、
一気に仕事が増えてしまいました。

受注にならないだろうと思っていた見積りが受注になり、
ほとんどで高い金額の(時間がかかる)パターンで依頼が来てしまいました。
(うちでは、調査案件では料金・納期を変えていくつかのパターンで見積りを出しています。)

まあ、そんな感じで少し前とはまったく違う状況となっております。


●サービスの特性;
さて、サービスの特性として、サービスの「同時不可分性」、「消滅性(非貯蔵性)」というものがあります。

同時不可分性とは、サービスは生産と消費が同時に行われ、両者を切り分けることができないという性質です。
消滅性とは、有形財と違ってサービスは事前に生産して貯蔵しておくことができないという性質です。

有形財の場合、需要を予測して閑散期にある程度財を生産しておき、在庫として蓄えておくことも可能です。
しかしサービス業ではそういったことは難しいのです。

わかりやすく言えば、例えば特許調査では、
顧客からの依頼が来て初めて調査という作業(生産)を開始することができ、
作業が完了して初めて顧客に報告書を提供(消費)できます。

顧客からの受注が来る前に先に調査を行っておくことは不可能です。

だから、今回のように一気に仕事が来ても、なんとか頑張って処理せざるを得ない状況になるのですね。

●サービスの特性を克服する;
サービス業ではどのようにして上記の特性を克服すればいいのでしょう?
いくつか例を挙げてみました。

@契約社員や外注を活用する;
仕事の一部又は全部を契約社員等にやってもらうことです。
ただ、調査にしろ出願にしろ、知財の仕事の質は個人の特性によるところが大きく、
また顧客との直接面談して打合せが必要な仕事もあります。

したがって、比較的定型的な仕事だと外注に出す、
顧客との打合せが必要な仕事は打合せした人が内製により処理するといった、
内外製区分を設けておくとよいかもしれません。

ここでいう定型的な仕事とは、打合せが不要な仕事で、
例えば客先から紙切れ一枚送られてくる先行技術調査や特許出願、
対象が明確な情報提供・無効資料調査などが考えられます。

外注の場合、顧客との関係で再委託が不可能な場合もあります。
当然、外注先との間で秘密保持契約は結んでおくべきでしょう。

また、外注しても一定の質を確保できるようにマニュアルやチェックリストを作成したりといったことも必要となるでしょう。

契約社員等に仕事を出すための前提として、内製できるかどうかを的確に把握する必要があります。
したがって、組織の内部的には、各従業員の手持ち案件の数や進捗を把握するシステムを構築しておくとよいでしょう。

A繁閑に応じた料金・納期を設定する;
繁忙期には高い料金、閑散期には低い料金設定を行い、繁閑での受注を分散させます。
ホテルや旅行会社では、ゴールデンウィークなどでは料金が高く、比較的暇な6月などでは低く設定してあるのと同じ考えです。

出願の仕事では料金表がある場合が多いので、繁閑で異なる料金を設定するのは難しいかもしれません。
やるとすれば、閑散期には出願手数料割引キャンペーンくらいでしょうか(あまり聞いたことないですが・・・)。

調査の仕事だと、料金が決まっているわけではないので、繁忙期には少し高めに、閑散期には少し低めに料金設定してもよいかもしれません。


●忙しいときほど余計な事をしたくなる?
人間、忙しいときほど現実逃避したくなるのか、余計なことをしたくなりますよね。
普段はやらない時間に掃除をするとか・・・。

普段は更新しないブログを更新するのもそのせいかな?

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中小企業診断士二次試験の思い出

2010/10/23 21:25



すっかり更新しなくなったこのブログですが、
すこし時間的な余裕が出てきたので久しぶりに更新します。

明日は中小企業診断士の二次試験(筆記試験)です。
この二次試験は論文式の筆記試験であり、合格率が20%前後の厳しい試験です。
中小企業診断士試験の最大の山場です。

昨年は私も二次試験を受けましたが、その数日前に引っ越しすることになり、
試験の一月前くらいから新居探し、一週間ぐらい前から掃除などの引っ越しの準備、2〜3日前は引っ越し作業があり、
直前の追い込みが思うようにできなかった記憶があります。

ただ、一次試験(短答試験)とは違い、二次試験は直前の追い込みはあまり関係ないように思います。

二次試験は論文式試験で、詰め込みの暗記要素はあまりなく、
回答の論理性や説得力といったコンサルタントとしての資質がダイレクトに問われる試験です。

それまでの勉強の「」が問われる試験であり、
直前の暗記はそれほど意味がない試験だと思います。

事実、直前にほとんど勉強できなかった私も合格できたのですから・・・。

とはいっても、やっぱり直前にも勉強しないと不安ですよね。
私の場合も時間がないとはいえ、少しは時間を作って勉強はしました。

何をやったかというと
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実は、一次試験用のテキストをざっと読みなおしました

なぜ、二次試験なのに一次試験のテキストなのか?

それは一次試験用のテキストを読み直すことで、
コンサルティングの知識全体をもう一度確認することができるからです。

8月に一次試験が終了すると一次試験用のテキストはもう用済みになり、
それ以降は二次試験用のテキストや過去問で勉強をしていたと思います。

しかし、二次試験はコンサルティングの知識を使いこなし、
事例企業の直面する課題をその企業に合った方法でオーダーメイド的に解決する能力が求められます。

すなわち、自分の引き出しにあるフレームワークなどの知識の中から、
その事例企業に合った知識を取り出して、課題を解決する必要があります。

しかし、一次試験が終わって二次試験の勉強ばかりしていると、
特定の知識については使いこなせるようになっても、
反対にほとんど使わなくなって忘れかけている知識もあるでしょう。

引き出しが錆びついていると、いざという時に中身を取り出せなくなります。

そこで、直前に一度、一次試験用のテキストを読み直して、
コンサルティングの知識全体を俯瞰して思い出す、というわけです。

試験直前のこの時期、今更SWOT分析などしてジタバタしてもしょうがないので、
心を落ち着かせてテキストを読み直し、これまでの知識をざっと思い出してみてはいかがでしょうか?

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登録証

2010/05/09 13:20
すっかりご無沙汰しています。仕事の方はぼちぼちとやっています。

さて、先月末にようやく中小企業診断士の登録となりました。
4月28日付の官報に氏名と登録番号が掲載されました。これで晴れて診断士の一員となります。

登録されると自宅に登録証が送られてきましたが、その登録証を見て少し驚きました。

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なんとカードです。しかもICカード
弁理士の登録証は賞状みたいな感じで、しかも立派なファイル?のようなものに綴じられていました(昔の話なので、今もそうなのかは知りません)。
そういった紙の登録証を想像していたので、銀行のキャッシュカードみたいな登録証を見てちょっとびっくりです。

しかも用途のわからない接触式のICチップも付いています。何に使うのでしょうね?
住民基本台帳カードのように公的認証に使えるのかな?
ということは、特許出願やe-Taxもこれで使えるのかな?などと勝手に想像を膨らませていましたが、
そんな使いかたではないようです。

診断士には更新登録が必要なので、研修などで更新のためのポイントを稼ぐ必要があります。
その研修の受講履歴などが登録証のICチップに書き込まれるようです。

このまま時代が進むと、いずれはSuica機能付きの登録カードや、モバイルSuicaみたいに携帯電話の登録証なんてことになるかもしれませんね。
まあ、カードを何枚も持たなくて済むので便利ですが・・。
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実務補習終了

2010/03/19 04:15



ご無沙汰しています。この月曜日に実務補習が終了しました。

この1か月はずっと忙しかったです。やはり実務補習の負担が大きかったです。
1社目については以前記事にしたので、2社目以降を思い出しながら書いてみます。

●2社目
2社目は日用雑貨の小売店でした。

まず社長の話を聞き、次に店舗に行って外側,内側から写真を撮影し、レイアウト図を作りました。
POSデータがないので詳細な検討はできませんでしたが、商品のゾーニングや棚割りを見直して提案しました。

うちの班にはアパレル出身の人がいて、こういったレイアウトを作るのが得意な人がいたので助かりました。
あと、商圏分析が得意な人もいて、人口構成などで詳細な解析を行っていました。

一人じゃこんなのできないよ・・・と思いつつ、チームプレイのありがたさを実感しました。

小売店は提案が具体的になりやすくて、正直やりやすかったです。

●3社目
繊維関係の卸売業です。かなり厄介でした。
卸売業って、ビジネス自体にあまりなじみがなく、実感として把握しにくいですね。

売上債権と仕入債権から支払条件を見直したり、リテールサポートを強化する提案を行いました。

ただ、社長にはこちらの提案があまり響かなかったようでした。なかなか難しいですね。


●修了式
15日に修了式がありました。その場で診断士登録と診断協会への入会手続きを行いました。
診断協会への入会は任意で、入会しない人も結構いるようです。

入会金は3万円です。別途年会費もかかります。
ただ、弁理士会の月2万円に比べると安く感じられます。金銭感覚が鈍っているのかな?

そのあとは反省会です。
1社終わるたびに先生たちを交えて食事会を行っていたのですが、これで最後です。

そのあとは受講生仲間と二次会に行きました。
一次会とあわせると6時間くらい飲んでいました。

●感想
この1月半は、学生時代に戻った感じでした。
実務補習は合宿のようで、時間はとられましたが楽しかったです。

これで晴れてコンサルタント、というわけではありません。
実務補習はコンサルのまねごとのようなものかもしれませんが、それでも現実はそう簡単ではないことを痛感しました。
これから経験を積んで行かなければなりません。

ただ、診断士は、その経験を積める場を得ることができる貴重な資格だと思います。
いろいろな勉強会や公的な仕事もあり、経験を積むチャンスはいくらでもあります。

加えて、さまざまな業種の人たちと良質なネットワークを築くこともできます。
へたな異業種交流会に参加するよりもよっぽど価値があると思います。

使い方次第で強力な武器になる資格だと思います。

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1社目終了−実務補習

2010/02/18 15:43



もともとこのブログは知財系の話題ばかりだったんですが、なんだか最近は診断士がらみのネタばかりのような・・・。まあ、そのまま続けます。

とりあえず、この月曜日に実務補習の1社目が終了しました。

この1週間は診断報告書の作成にかなりの時間をとられました。

1日目のヒアリングの後、まず診断先企業の良い点や問題点などを洗い出しました。
続いて2日目では、強み・弱み・機会・脅威を抽出し、クロスSWOT分析→戦略の方向性決定→方向性に沿った具体的施策を検討しました。

具体的な施策の内容は、決定した戦略の方向性に沿った内容となります。方向性に反する内容はNGですし、説得力がなくなります。

こういった作業の流れは、診断士試験の二次試験と同じですね。

一番大きな違いは、試験では与件文に強みなどの情報が記載されているのに対して、実務補習ではそういった情報もすべて自分たちで洗い出す必要がある点です。
事前に診断先企業が知らされていないことと、1回しかヒアリングが行われないことから、診断先企業を正確に知るには情報が少なすぎます。その限られた情報の中から正確に情報を抽出する必要があります。

実務補習3、4日目は、それぞれ担当した箇所をまとめて内容をチェックします。先生にかなりダメ出しをくらい、へこみながら加筆・訂正を繰り返し、他の担当者とレイアウトなどを統一して4日目が終了しました。

あとは先生が少し内容を修正し、最終日である5日目に印刷&製本して報告書を完成させました。

そのあとは診断先企業で発表会です。1時間くらいで発表しました。

うちの班では社長ほか経営陣に発表を聞いていただきました。
やさしい社長だったので、反応は比較的良かったです。
ただ、やっぱり相手企業のことを知るには時間と情報が不足していたのか、発表の後で社長からいろいろと話をうかがううちに、新たな問題点がいくつかわかってきました。

この1社目は、不慣れなこともあってかなり時間がかかりました。他の班では3日徹夜という人もいたようです。

しかし、これまで他の会社についてこれほど一生懸命考えた経験はなかったので、良い経験になりました。
その会社について一生懸命考えることが、コンサルタントに求められていることなのだろうと感じました。

すぐに明日から2社目がスタートします。今度は小売業です(1社目は卸売業)。不慣れな分野ばかりですが、逆に楽しみたいと思っています。

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タイトル 日 時
ヒアリング−実務補習
ヒアリング−実務補習 中小企業診断士の実務補習がスタートしました。 ...続きを見る

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2010/02/10 02:14
事前準備−実務補習
事前準備−実務補習 明日からいよいよ実務補習が始まります。 ...続きを見る

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2010/02/03 03:04
合格祝賀会
合格祝賀会 先日、とある受験機関が開催する中小企業診断士試験の合格祝賀会に参加しました。 ...続きを見る

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2010/01/25 16:24
最終合格−中小企業診断士
最終合格−中小企業診断士 昨日、中小企業診断士試験の合格発表がありました。 ...続きを見る

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2010/01/07 10:31
二次試験(口述試験)−中小企業診断士
二次試験(口述試験)−中小企業診断士 中小企業診断士の二次口述試験を受けてきました。 ...続きを見る

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2009/12/20 20:55
二次試験(筆記試験)−中小企業診断士
二次試験(筆記試験)−中小企業診断士 以前の記事でちょっと書いたのですが、ここ1年ほど中小企業診断士試験の勉強をしていました。 ...続きを見る

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2009/12/11 11:04

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