分類の付与




もうすぐ今年も終わりですね。なんだか最近時間が経つのが早いです。年をとってきたからかもしれません。

いまは分類付与の仕事をしています。
とある特定の技術分野の出願約1000件に対して、独自分類を付与していく仕事です。
付与する分類はこちらで勝手に決めてよいという、完全「おまかせ」の作業になります。

どういった分類を付与するのかについて、客先から指定がないので、客先のビジネスなどを考慮してこちらで考えなければなりません。

そこでまず、どういった発明があり、どのような分類を付与すべきかを検討するため、数十~数百件程度をサンプリングして読み込み、分類を考えて付与してみるといった作業が必要です。
今回は基本的に1つの文献に1つの分類を付与するので、内容的に複数の分類を付与する場合はどちらを付与
するべきかルールを決めて、いずれか1つのみ付与しなければなりません(IPCのファーストプレイスルールやラストプレイスルールみたいな感じです)。
サンプリングして付与分類と付与ルールを決め、残りの文献についても分類を付与していきます。

ただ、残りの分類を付与していく過程でさらに追加の分類が出てくれば、これまで付与した文献ももう一度見直すといった作業も必要になります。
また、分類付与していくうちに、どっちの分類を付与すべきか迷ったり間違った分類を付与したりすることもしばしばです。

正直、客先から付与すべき分類を指定してもらい、これに基づいて機械的に付与するほうがやりやすいです。

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このような分類付与の仕事をしていて思うのですが、自分で決めた分類ですらこういった具合ですので、他人が決めた分類で、ましてたくさんの観点で付与する場合だと付与もれや付与ミスなんかも頻繁にあるんだろうなぁと。
特許庁で付与するFIやFタームなんかも、やっぱり完璧じゃないだろうし、完璧じゃなくて当たり前だろうと。

分類を使って検索する立場としては、どうしても特許分類が完璧だ、あるいはほぼ完璧であろうと考えがちですが、現実にはそうじゃないことを前提にして検索をする必要があります。

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