新規事業




また更新が滞ってしまいましたが、それなりに忙しくやっています。


ここ1~2月ほど、少し時間がかかる仕事をやっていました。
とあるクライアントが新規事業に進出するということで、その特許調査をお手伝いしていました。

その事業とは、クライアントさんの属する業界では利益率が高く、かつ広く普及している製品の製造・販売であり、いわゆる「おいしい」商売です。
技術開発の歴史も古く、当然特許出願も数多く存在します。

今回の調査は、その技術に関する出願をすべて収集し、適宜分類分けするという仕事です。
いわゆる、収集調査です。

今回の調査の母集団は約5000件です。
そのうち調査の優先順位をつけるために、
権利化後であれば失効したもの、出願段階であれば拒絶確定や未審査請求取下げなどで権利化される見込みがないものは除外します。
これにより、母集団を半分程度にまで減らして調査開始です。

    ・
    ・
    ・


結構時間がかかりましたが、先日ようやく調査が終了してクライアントさんに報告しました。


さて、ここからが肝心です。
通常の調査会社などでは、報告してはい終わりとなりますが、
調査報告はまだ出発点にすぎません。

ここはやはり弁理士であることとのシナジーを発揮しなければなりません。

調査結果をもとに問題となる出願があれば権利化阻止のために情報提供をしたり、
特許になっていれば無効資料調査→場合によっては無効審判を行ったりする必要があるかもしれません。
また、独自技術があれば特許出願→権利化といった流れも考えられます。

後発でもクライアントが新たなビジネスで勝ち組になれるように、
微力ながら知財活動の面から手伝っていければと思っています。


さて、これから2月中旬までに明細書を6件仕上げなければなりません。
個人的にはやっぱり調査のほうが気が楽でいいなぁなんて思っています。

↓よろしければクリックを・・・

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気blogランキングへ


フィードバックセミナー




特許検索競技大会2010のフィードバックセミナーに参加してきました。
発明会館ホールでの開催だったのですが、かなりの数の人が参加していました。
ちょっとびっくりです。

内容的には、ごく当たり前のことをやり、やってはいけないことをやらなければ、
それなりの得点が取れるということでした。

ごく当たり前のこととは、
・調査対象の構成要件分け
・予備検索から分類・キーワード(同義語含む)選定
・効率的なスクリーニング(タイトル等による判別、ハイライト表示など)

やってはいけないこととは、
・出題内容・題意把握ミス
・検索上のタブー(同じ概念の分類×キーワード、NOT演算など)

など。

いつも実務でやっていることを素直にやれば、高得点は狙えるんですね。しかし・・

   ・
   ・
   ・

やっぱり5時間であの模範解答の検索式を立てるのはかなり難しい。
というか、ほぼ不可能に近いです。

仮にある程度の適合率の検索式を立てられたとしても、
スクリーニングの段階で漏れなくノイズなく抽出するのが難しい。
特に、電気、機械、IT・ソフトウェア分野では、
構成要素が多く、なおかつ全文レベルで判断が求められますので、
スクリーニングの難易度が格段に高くなります。

検索式作成にどれくらいの時間をとるか、時間配分が難しいところです。

私も大会では検索式作成に時間がかかりすぎて、
スクニーニングがすべて終わらずに後半50~100件くらいはほとんどまともにチェックできませんでした。


ところで、ノイズを減らすという点では、
どの分野でも近接演算が有効であると感じました。


私も検索式には近接演算を多用するのですが、
セミナーの検索式例でも結構、近接演算が使われていましたし、
特に全文レベルで判断を求められる調査には近接演算が有効です。

そういった意味では、近接演算の制限があまりないデータベースが有効かもしれません。

先日の記事で、メインで使っているデータベースを変えたいという内容を書きました。
実は、今使っているデータベースは、近接演算で掛け合わせるキーワードの数は最大6文字までで、
しかも一つの検索で3つまでしか近接演算が使えないなど、制限が多いのです。
そういった制限が検索式作成のスピードを落とす原因となっています。

近接演算がほぼ無制限に使えるデータベースもありますし、
いずれはそういった他のデータベースの使い勝手を評価してみようと思っています。


明日は大阪で新年会です。
東京から新幹線で行くのですが、雪が心配です。


↓よろしければクリックを・・・

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気blogランキングへ


新年




新年あけましておめでとうございます。
今年の目標を立ててみました。

●データベースを見直す
いまメインで使っているデータベースはいろいろと問題が多いため、
データベースを変えようかと考えています。
そのための情報収集を年明けから本格的に開始しようと思っています。

●運動する
家からほとんど出ない生活が続いていますので、確実に体力が落ちています。
小パンチ一発でOKされそうなレベルです。
家から1分のところにスポーツジムがあるので、そこに通おうかと思っています。
ただ、その1分の外出がおっくうなんですよね・・。
まずいですね。

●健康診断を受ける
気が付くと4年くらい健康診断を受けていません。
サラリーマン時代は会社が健康診断を受けるように指示してくれますが、
自営業だとそうはいきません。すべて自己管理で行う必要があります。
今年は必ず健康診断を受けようと思います。

●英語を勉強する
英語ができないとつらい時代です。
昨年は外国との取引もありましたので、英語から逃げられない状態になりつつあります。
学生時代に戻ってテレビの英会話から始めようかと思っていますが、
時間があれば英会話のスクールか個人レッスンを受けたいと思っています。

●海の男になる
小型船舶免許を取りたいと思っています。
昔、おじいさんが小型の漁師船に乗っていて、何度か乗せてもらっていたので、
いずれは自分でも船を運転してみたいと思っていました。
趣味にしては多少金がかかりそうですが、酒を飲む以外に他に趣味もないので、
とりあえず免許だけでもとってみようかと思っています。

↓よろしければクリックを・・・

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気blogランキングへ


2010年の3大ニュース(個人編)




2010年に個人的に起こった出来事の3大ニュースです。

1位:中小企業診断士登録
1月に試験に合格し、2~3月の実務補習を経て中小企業診断士登録をしました。
合格から今日まで、さまざまな人と出会うことができました。
名刺も500枚以上配っていると思います。

中小企業診断士やその関連で出会う人は、いろいろな業界の人がいて刺激になります。
独立コンサルだけでなく中小企業の社長や一部上場企業の部長クラスもいれば、
私のような個人事業主など、バリエーションに富んでいます。

業種も金融、IT、人事、労務、財務など様々で、
分野もファッション、飲食、製造業、小売りなど多岐に分かっています

知財の仕事ばかりしていると外に目が行きにくくなりがちですが、
こういった人たちと出会うことでもっと広い視点で物事を見ることができるようになります。

今後は診断士関連の業務も伸ばしていきたいですね。

2位:業績アップ
もうすぐ開業3年目が終了します。

開業1年目はいきなり金融危機という大波に襲われました。
開業2年目も不況が続いていますが、なんとか廃業せずにやっています。ちょっと業績アップ
開業3年目は、前半は業績が最悪でしたが、4月以降、出願案件を定期的にいただくようになり、比較的安定しました。年度が代わってから仕事量が全体的に増えました。

売上ですが、1年目よりも倍増しました。

一方、費用ですが、若干増えました。
これは、自宅開業にしたため家賃などの固定費が減りましたが、
売上に比例して変動費が増え、診断士関連の出費も増えたためです。

とりあえず独立してから右肩上がりとなっています。
まあ、1年目が低空飛行だったため、あまり比較になりませんが・・・。

ただ、気になることが・・・。
先の記事でも書いたのですが、
出願にしろ調査にしろ、知財の仕事全体の単価が下がっていることです。

あと、特定のクライアントへの依存度が高くなりすぎているというのも不安要因です。
そのクライアントから仕事が来なくなると業績ガタ落ちです。

若干の不安を抱えつつ、とりあえずはほっとしています。

3位:特許検索競技大会入賞
先の記事にも書きましたが、特許検索競技大会2010で入賞しました。
多少宣伝になるかなと思いつつも、入賞どまりだとやっぱりインパクトはないんですよね。

どこぞの議員が言っていた「2番手じゃダメなんですか」っていう言葉を思い出します。
2番手じゃダメなんですよね
(というか2番でもないし・・・、ただ私が受けた分野では1番でしたが・・・)。

事業仕分けで来年も開催されるかどうか不透明な部分もありますが、
来年も参加する機会があれば一位目指してがんばります。

     ・
     ・
     ・

そんな感じで、まだまだ仕事中ではありますが、
これから実家に帰って酒飲んで紅白見て過ごします。

とりあえず一年間無事に過ごせたことに感謝しつつ、今年最後の記事とします。


↓よろしければクリックを・・・

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気blogランキングへ


2010年の3大ニュース(業界編)




年末恒例?の「3大ニュース」。
特許業界に関する3大ニュースを勝手に決めてみました。

今年はこんな感じかな?

1位:特許電子図書館の事業仕分け
工業所有権情報・研修館(INPIT)の特許電子図書館(IPDL)が事業仕分けの対象となり、
将来的に廃止されるということになりました。
これは、新システムに移行するためなのですが、INPITの事業が縮小の方向に向かうことは確実なようです。
INPITはいろいろと研修活動も行っていましたが、それも以前ほど充実したものでなくなるかもしれません。

事業仕分けなんて他人事と思っていましたが、実際に業務に関連することが仕分けの対象となると、
やっぱり気になりますね。

ただ、個人的には、IPDLに代わる新たな検索システムには大いに期待しています。
正直、今使っているデータベースよりも突出した高機能のデータベースになってほしいなぁと。

正直、今の民間データベースは同じような機能ばかりで横並びだし、
サービスの向上もあまりない(改悪のほうが多い?)印象です。
マップ作成など付加機能や外国データベースなど新サービスの導入ばかり重視し、
国内特許の検索やスクリーニングといった基本的な機能や、運用面での改善はあまり行われていない気がします。

もし新検索システムが審査官端末かそれ以上の性能であれば、
今まで使っている民間のデータベースを解約して、金を払ってでも新検索システムを使いたいくらいです。

2位:管直人総理大臣誕生
弁理士である管直人氏が総理大臣になりました。
何か変化があるのではないかと期待した弁理士も多いかもしれませんが、
それ以前にすでに内閣支持率がヤバい状況になっています。

個人的には、あまり政治に期待することもないのですが、
とりあえず今の生活や仕事の状況を大幅に変えてほしくないですね(邪魔しないでほしいということです)。

3位:国内出願件数微減?
2010年の出願件数の集計はまだですが、
なんとなく実感として2009年とほぼ同じか微減のような気がします。

うちでは2010年12月27日に最後の特許出願を行いましたが、
そのときの願番が29万1千番台でした。
2009年12月31日時点の願番は29万9千番台のようなので、
これから見積ると、2010年の国内出願は2009年から微減いうことになりそうです。

確かに、まわりの特許事務所を見てみると、クライアントからの出願が激減したなんて話もよく聞きます。
出願件数が減っているうえに、明細書作成の手数料もかなり下がっているようです(15万円以下、はては10万円以下なんて話も聞きます)。

うちは出願業務ばかりというわけではなく、どちらかというと調査がメインなので、
出願件数の減少はそれほど業績に影響がありません。

ただ、出願にしろ調査にしろ、知財の仕事全体の単価が下がっているのは実感しています。

中小企業診断士的に言えば、他者との差別化を図り、単価を上げる努力が必要でしょうね。

     ・
     ・
     ・

調査関係では上記のIPDL以外にはあまり大きな話題がなかった気がします。

次回は個人的な3大ニュースです。

↓よろしければクリックを・・・

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気blogランキングへ


ノートパソコン購入




新しいノートパソコンを買いました。
ソニーのVAIOタイプZ(VPCZ13AGJ)でオーナーメードモデルです。

画像


古いノートパソコンはハードディスクの残り容量が全体の容量の1/10を切ってしまい、
ちょっとアブナイ状態だったので、意を決して買い替えることにしました。


新しいパソコンのスペックですが・・・、
CPUはCore i7-640M(2.80 GHz)、ストレージはSSDで512GB、メモリは8GBです。
Winows7のProfessionalで、Office Home and Business 2010がプレインストールされています。
Webカメラ搭載、FeliCa搭載、キーボードバックライトなど、
付けられるものはほとんど付けています。

当然、結構お高い買い物で、30万以上しました。
正直、結構がんばりました。

デスクトップ型のパソコンにも劣らないスペックなので、
今後はこれを仕事上のメインマシンとしたいと思っています。

でもちょっと困ったことが・・・。

まず、Patolisツールバーが使えないこと。
インストールができません。
これはOSのバージョンの問題だと思いますが、
これまでハイライト表示はPatolisツールバーでやっていたので、
これが使えなくなるとちょっときついですね。

今はGoogleツールバーだけでハイライト表示させていますが、
Patolisツールバーのほうが色が鮮やかですし、
入力できる単語数も多いんですよね。

次に、インターネット出願ソフトがWindows7の64bitに対応していないこと
まず、インストールが自動的に行われない。
インターネット出願ソフトのインストーラで自動的にインストールを行おうとすると、
インストールの過程でインストール先のフォルダを自分で変更しないといけないんですよね。
次に、PCT ROコンバータをインストールすることになるのですが、
これはもうインストールすらできない。
ただ、これは、PCT ROコンバータだけを別にダウンロードしてインストールすることで解決できました。

とりあえずインターネット出願ソフトはインストールできて、
これまでのところ無事に使えているのですが、
対応(サポート)していないっていうのは何か問題が発生する可能性もあるってことで、
ちょっと怖いですよね。

オンライン出願しても実は出願できていなかったとか、
発送書類が受け取れないとか・・・。


まあ、そんな問題が生じつつも、やはりスピードがかなり速いので、
新しいマシンには十分満足です。

少し早いクリスマスプレゼントです(サンタは自分ですが・・・)。
というより、税金対策でもあります。

↓よろしければクリックを・・・

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気blogランキングへ


中小企業診断士試験-二次筆記試験合格発表




昨日は中小企業診断士試験の二次筆記試験の合格発表がありました。
中小企業診断協会のホームページに合格者の受験番号が掲載されています。

今年の合格者数は927名ですね。
昨年は955名合格ですので、多少減っているようですが、筆記試験の合格率は若干上がっているようです。

私の知り合いも筆記試験を受けた人が数名いましたが、まだ誰からも受かったという連絡を受けていません。
やはり筆記試験のハードルはかなり高いようです。

受かった人は1週間後の口述試験に向けて勉強する必要があります。
ほぼ全員が受かる試験とはいえ、毎年数名は落ちています。
まったく準備せずに試験に臨むのは危険でしょう。

やるべきことは
1.再現答案の作成(すでに作成している人は再現答案の見直し)
2.事例企業の概要等の暗記
3.一次試験の知識の見直し(テキスト見直しなど)
4.口述模試の受験
5.想定問答のチェック

くらいでしょうか。

再現答案の作成はやっておくべきでしょう。
再現答案を作成すれば事例企業の概要もある程度頭に入れることができます。

受験機関によっては再現答案を提出すれば口述模試がタダあるいは割引適用になるものもありますので、
これをきっかけに再現答案を作成しておくことをお勧めします。

あとは一次試験用のテキストをざっと見なおしたり、口述模試でもらった想定問答集をチェックしたりして、準備を万全にしてきましょう。
ここまでやるとまず落ちることはないでしょう。


試験本番の前日は早めに寝て、当日遅刻しないようにしましょう。
遅刻すると1年間がまるまる無駄になります(筆記試験から再受験です。折角の難関を越えたのにもったいなさすぎです)。

それと、受験会場には1時間から30分ぐらい早めに来ておくことをお勧めします。
会場の1階ではすでに口述試験を終えた人にアンケートをとっていて、
どういった問題が聞かれたかを紙に書いもらい、それを誰でも自由にみられるようにしています。

まったく同じ内容を聞かれる確率は低いと思いますが、
先に受けた受験生がどのような内容を聞かれたかを確認することは参考になりますし、
事前にある程度質問内容を把握しておくことは自分が受ける際の安心感にもつながるでしょう。


ところで、私も今度、とある受験機関の口述模試で模擬面接の面接官をやることになっています。
私自身も上で書いた「やるべきこと」をやっておかないといけませんね。

↓よろしければクリックを・・・

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気blogランキングへ